火の用心
慌ただしい師走となりましたが、まだ日中は暖かい日が多いですね。
そうは言っても、朝晩は皆様すでに暖房器具は使い始めていらっしゃると思います。
ストーブなどを使い始めると、気を付けなくてはならないのが火災です。
石油ストーブやファンヒーターは、灯油を利用するので気を付けていらっしゃると思いますが、意外にも電気ストーブによる火災がストーブ火災としては最も多いようです。
東京消防庁によると、
電気ストーブは「火を使わない」ことで、火災になりにくいと思われるようですが、実態は違います。
ストーブを使用する際に燃えやすい物と、どの程度離しているか。1m未満で使用している方は、石油ストーブで約30%なのに対して、電気ストーブでは60%を超えていました。実験では電気ストーブの前面10cm以内では、ストーブに接していなくても燃えやすい物から発火する可能性が確認されています。
とのことです。
また、暖房機器は使い始める前に埃を取り除く清掃をお勧めします。
石油ストーブや電気ストーブは埃に引火する危険性がありますし、ファンヒーターでは不完全燃焼の原因になります。
また、エアコンもフィルターをきれいにしておくと節電になるだけでなく、暖房効率があがります。
皆様の安全とご健康を心より願っております。